下図のように、いくつかのハードウェアモジュールには、Activateというコネクターがあります。

1.png

これは、動作を行う出力デバイス(モーターやLEDなど)についており、データを読み取る入力デバイス(ボタンやセンサーなど)にはついていません。

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ActiveとInactive

例えばVIVIWARE Cell Message Boardがひとつだったとしても、プログラムのキャンバスにはMessage Boardモジュールを何個でも置くことができます。

tutorial_Activate_2_jp.png

tutorial_Activate_1_jp.png

このとき複数のモジュールがあると、VIVIWARE Cellはひとつしかないのに、どのモジュールの入力を実行したら良いか、プログラムは判断できません。

12.png

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そのため、同一のVIVIWARE Cellに対してキャンバス上で実行できるモジュール(これをActive状態という)は「必ずひとつ」というルールがあります。

改めて以下の画像を見てください。Active状態のMessage Boardはひとつ、残りは実行できないことを表すInactive状態です。

tutorial_Activate_3_jp.png

まずは下図左のようなプログラムを作ってみます。上がActive状態のMessage Boardモジュール、下がInactive状態のMessage Boardモジュールです。